お米の産地訪問「新潟県魚沼地区 十日町」
2022年6月26日~27日、コシヒカリの名産地、新潟県魚沼地区に行ってきました。
新潟県内でも最高の米所として知られる魚沼地区。
ゆわれの通り、高速を降りて十日町まで走っていくと、 土地を活かした場所には、殆どの箇所が田んぼで広がっています。
新潟県十日町の生産者、廣田さんを訪ね農業体験をさせていただきました。
到着後、早速着替えて田んぼ用長靴を履かせていただき、 田んぼの水を均等に行き渡らせる為の作業を体験させてもらいました。
バイクのような器具に乗り、間隔と位置を考えて、 田んぼ内の土に段差を作っていく作業です。(田んぼ内の土は、この作業を行う為と、稲の生育を考えて、一旦は水引を止めて土を固め、また水引し、土のあんばいも考えてあります。)
全ての田んぼにこの作業を行う為、朝早くから作業を進め、 一部だけ体験させてもらいました。 水引された土の中進めていくので、かなり大変です。
この作業が済むと、次は草刈り作業に入るそうです。 草は、田んぼ周辺の土手に生えているものです。 こちらを刈らないと、田んぼの苗にいく栄養が草に とられてしまうそうです。
ただ田んぼに苗を植えるだけではなく、より良い稲ができるように、まずは田んぼの元となる土質、加える肥料、水引の状態、生育をよくするための作業をしていくそうです。 水質はとてもよく、雪解け水が川となり流れているものを田んぼに引いていられました。 実際夜になると、天然の蛍がとてもたくさん見ることが出来ました。
食事には、魚沼産コシヒカリのおむすび。地場地産野菜を使ったお総菜などをいただきました。
【塩むすび】
美味しさはもちろん、お米一粒一粒がつやがあり、とても綺麗です。軽く焼いて、味噌を付けてさらに焼き、焼きおにぎりもいただきました。
【きゅうりのぬか漬け】
採れたてを程よく、自家製ぬか床で漬けられています。
【乾燥ぜんまいの煮物】
よくある水煮の山菜は、芯が残る感じがありますが、乾燥ぜんまいは柔らかく、味が染みていてとても美味しいです。
【切り干し大根サラダ 】
切り干し大根なので、栄養価も高く、触感よく食べられます。
【えごのからし酢味噌かけ】
郷土料理のえご(えご草という海藻) ほのかな磯の香りと、ぷるぷるとした食感、ざらりとした舌ざわり。からし酢味噌をかけて食べる。海藻が主原料の為、低カロリー。 ミネラル、食物繊維が豊富です。
廣田さんのコシヒカリ、今年の新米の入荷をお楽しみに。